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  • ニュアンスとAffectiva、感情を認識するAIオートモーティブ・アシスタントを共同開発

    ニュアンスとAffectiva、感情を認識するAIオートモーティブ・アシスタントを共同開発

    会話型AIを開発するニュアンス・コミュニケーションズ(以下、ニュアンス)と、感情認識AIを開発するAffectiva, Inc.は、クルマのエクスペリエンスをさらに人間らしくするオートモーティブ・アシスタントの共同開発を発表した。

    マルチキャビンAI検知ソリューションである「Affectiva Automotive AI」は、ニュアンスの会話型AI技術を応用したDragon Driveオートモーティブ・アシスタント・プラットフォームとの統合利用が可能となる。統合されたソリューションは、ドライバーと同乗者の表情と声から様々な認知的および感情的状態を理解し、その状況に最適な動作を行う、インタラクティブなオートモーティブ・アシスタント機能を提供。

    Affectivaの技術をDragon Driveに統合することで、オートモーティブ・アシスタントが検知し、対応できる文脈や感情、認知データの幅と深さが広がる。Affectiva Automotive AIは、表情から喜び、怒り、驚きなどの表現を、声からは怒り、没頭、笑いなどの状態をリアルタイムで測定。

    また、Affectiva Automotive AIは認知的な負荷や怒りなどによる身体的あるいは精神的な注意散漫の状態を検知するだけでなく、あくび、まぶたの状態およびまばたきの回数等から眠気の徴候も指摘するという。

    ニュアンスのDragon Driveは、アウディ、ダイムラー、フィアット、フォード、GM、ヒュンダイ、SAIC、トヨタなどに採用され、40ヶ国語以上で2億台以上のクルマへ高度にカスタマイズされた固有のブランド・エクスペリエンスを提供している。対話型AIを搭載したDragon Driveによって、クルマのユーザーはジェスチャーやタッチ、視線検知、自然言語理解(NLU)で強化された音声認識など、言語的および非言語的なモダリティに基づいて乗客との対話が可能になる。さらに今回のAffectivaとの提携により、感情と認知状態の検知機能が加わる。

    近い将来、Affectivaとニュアンスの統合ソリューションは、発話や表情の感情表現からドライバーや同乗者の感情や動作をさらに学び、理解するオートモーティブ・アシスタントを実現するとしている。例えば、オートモーティブ・アシスタントが、声の調子からドライバーが幸せな気分であると判断すると、同じ感情表現で応答やリコメンドすることが可能になるという。

    将来、このソリューションは、特に自動運転車両が行き交う環境下での安全性に寄与することが期待されている。Affectivaとニュアンスの技術を活用したオートモーティブ・アシスタントは、眠気や注意散漫の兆しがある安全でないドライバーの状態を検知し、適切に対応する。

    半自動運転の車両では、運転中のドライバーに身体的または精神的に注意散漫の徴候がある場合には、アシスタントがクルマのコントロールを引き継ぎ、自動運転モードに切り替わる可能性もあるという。

    【関連リンク】
    ニュアンス(NUANCE)
    Affectiva

  • ファーウェイとアウディ、コネクテッドカー分野で戦略提携

    ファーウェイとアウディ、コネクテッドカー分野で戦略提携

    ファーウェイは7月10日、大手自動車メーカーの独アウディとインテリジェントなコネクテッドカー分野における戦略提携に関する覚書を締結。今回の覚書は、中国・李克強首相と独アンゲラ・メルケル首相が主導する両国の企業間の広範なパートナーシップにおける成果の一つだという。

    ファーウェイとアウディは今回の協業を通じて、インテリジェントな運転の進化と自動車分野でのサービスのデジタル化を目指す。

    両社はこの目標に向けて、トレーニングプログラムを共同で開発することにも合意し、2分野における技術専門家のスキル強化を目指す。

    インテリジェントなコネクテッドカーはさまざまな情報を車両と周囲の環境とでやりとりすることで実現するが、このためには自動車向けの高品質かつ安定したデータ通信と、それを可能にする強力な研究開発が求められている。

    アウディはファーウェイおよび中国当局との協力により、2017年に中国東部の大都市である無錫市で行われた公道での「LTE-V」の展開に、初の海外自動車メーカーとして参加。

    LTE-Vはコネクテッドカーに特化した移動体通信規格で、ドライバーは交通信号システムや交差点での監視カメラシステムとの接続を通じて、リアルタイムの交通情報を得ることができる。

  • クルマ主体の本当の自動運転を実現する各社のコンセプトモデルが集結 -東京モーターショー2017レポート①

    クルマ主体の本当の自動運転を実現する各社のコンセプトモデルが集結 -東京モーターショー2017レポート①

    1954年に「全日本自動車ショウ」として産声をあげたクルマの祭典「東京モーターショー」は、今回の開催で45回目を迎える。当時は家庭の「3種の神器」は冷蔵庫、洗濯機、掃除機されていた時代、「夢のまた夢」でしかなかったクルマは63年の時を経て、我々の生活や経済活動には中に欠かせないモノとなった。

    自動車業界を取り巻く環境は大きく変化しつつあり、画期的な技術革新が次々に行われることで、次世代のモビリティ社会を迎えようとしている。

    自動運転については、アクセルを離しても設定した一定の速度で走行することができたり、衝突を避けるために障害物に近づくと自動的にブレーキが発動したりするような「運転におけるひとつの操作を支援」する、レベル1と定義される機能は多くの車種に搭載されてきている。

    さらには、前方のクルマを自動的に追従して一定の距離を保つよう自動的に加減速してくれるような「ドライバーが周りの状況を常に把握した状態で複数の操作を支援」してくれる、レベル2と定義される自動運転技術を搭載した車種も徐々に発売されている。

    これがレベル3になると、道路環境などの条件や非常時は人間が対応するという「条件付自動運転」となり「支援」から「自動運転」になる。

    レベル2まではドライビングの主体はヒトであるが、レベル3からはクルマが主体となっており、レベル2とレベル3では大きな壁があると言われている。日本国内ではヒトではなくクルマが運転の主体となると法整備や保険の考え方も変えていかなければならないため、技術革新とあわせてこれらも平行に行わなければ実現されないのである。

    「第45回東京モーターショー2017」では、完全に自動運転を実現できるレベル5の自動運転技術の搭載を見据えたコンセプトモデルが、さまざまな会社から発表された。

    本レポートでは、そんな未来を見据えた次世代コンセプトモデルを中心に紹介をしていく。

    TOYOTA もっと愛のつまったパートナーへ「TOYOTA Consept-愛i」

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    今年の1月にCESに出展された、人工知能搭載の「TOYOTA Concept-愛i(コンセプト・アイ)」が東京モーターショーにも登場した。

    人工知能を応用し、ドライバーの感情認識や嗜好推定を行う「人を理解する」技術を搭載し、人とクルマがパートナーの関係となる未来のモビリティ社会を具現化したモデルとなっているようだ。

    具体的には、ドライバーの表情や動作、声色などから複合的にドライバーのその時の感情などを推定したり、SNSや車内での会話履歴などからドライバーの嗜好を理解する。

    こういった情報を活用し、例えばドライバーのストレスが高く危険な状態であれば、自動的にマニュアルドライブモードから自動運転モードに切り替わるなど、ドライバーを安全に導く。

    搭載されているエージェントの「ユイ」に指示すれば、すべての情報はフロントガラスに映し出されるため、後ろを確認するためのミラーなど存在しない。

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    また、マニュアルドライブ以外の様々な操作は基本的には、エージェント「ユイ」との対話によるものとなっており、社内にはボタン類が一切ない。クルマがドライバーの趣味嗜好、その時の感情を理解し、状況に応じた自由な会話や、ドライブの提案をしてくれるようで、まさにクルマが単なる乗物ではなく、パートナーに進化する未来がやってくるようだ。

    トヨタは2020年には「TOYOTA Concept-愛i」の一部の機能を搭載した車両で、日本の公道実証実験を計画しているとのことだ。

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    さらに、TOYOTAは今月16日に「TOYOTA Concept-愛i」シリーズのユニバーサルな小型モビリティとして「TOYOTA Concept-愛i RIDE」と歩行領域のモビリティとして「TOYOTA Concept-愛i WALK」発表しており、今回の東京モーターショーで公開された。

    「TOYOTA Concept-愛i RIDE」には従来の場所にハンドルやアクセル、ブレーキはなく、車いすの人でも簡単に運転ができるよう両ひじ掛けの先端がジョイスティックとなっており、これでドライブ操作をすることができる。

    20171025_tms005_IoTNEWS「TOYOTA Concept-愛i WALK」は体重移動などをしなくても前頂のスティックだけで操作ができる。また大幅に低床化を実現することで高齢者やスカートの女性でも安全に乗りやすい設計となっているとのことだ。

    TOYOTA AUTO BODY 未来のシェアリングを実現「WONDER-CAPSULE CONCEPT」

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    「WONDER-CAPSULE CONCEPT」は、カーシェアリングやライドシェアリングの時代を想定し、シェアリングの機能性や利便性をミニマムサイズのカプセル型のクルマにつめ込んだ超小型モビリティだ。

    乗車すると自動的にその人に会うようにステアリングとペダルを調整してくれ、正面の直立したスクリーンにはリアルタイムに車両情報や観光情報が映し出される。

    SUBARU 自動運転技術普及期を見据えたスポーツセダン「VIZIV PERFORMANCE CONSEPT」

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    SUBARUの「VIZIV PERFORMANCE CONSEPT」は、自動運転普及期を見据えて進化型アイサイトと各種デバイスを組み合わせた高度自動運転支援技術をスポーツセダンに搭載し、究極の安全として「自動車事故ゼロ」の実現を追求したコンセプトモデルだ。

    アイサイトといえば、ミリ波レーダーではなく優れた認識性能を持つステレオカメラをベースに、左右2つのカメラでクルマや歩行者、自転車、障害物などを立体的に認識し、対象との距離や形状、移動速度を正確に認識することができるのが特徴だ。

    現在、自動運転レベル2の「追従機能付きクルーズコントロール」を実現しており、0km/h~100Km/hの広い車速域で先行車を追従走行できるため、完全に止まってしまうような渋滞でも利用できる。

    2020年頃までにはこれらの技術をさらに磨きあげ、さらなる高度運転技術支援技術を実現する考えだ。

    AUDI LEVEL4の自動運転を完全実現するEVコンセプトモデル「ELaine」

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    9月に詳細情報発表したレベル3の自動運転機能を搭載した新型A8モデルはもちろんのこと展示されていたが、さらにその上の自動運転レベル4を実現するコンセプトモデルが「Audi Elaine」だ。

    新型Audi A8に搭載される、一定の条件下での運転の完全な自動化を実現した「Audi AIトラフィックジャムパイロット」と呼ばれる機能をさらに拡張した「Audi AIハイウェイパイロット」という高速道路を130km/h以下の速度であれば、車線変更も含む運転操作をシステムが自律的に行える高度な自動運転機能が備わっている。

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    「Audi Elaine」の運転席

     

    クルマ主体の本当の自動運転を実現する各社のコンセプトモデルが集結 -東京モーターショー2017レポート①
    運転する愉しさと自動運転の両方を実現 -東京モーターショー2017レポート②

     

  • ニュアンスのDragon Drive、新型Audi A8の対話型コネクテッドサービスに採用

    ニュアンスのDragon Drive、新型Audi A8の対話型コネクテッドサービスに採用

    ニュアンス・コミュニケーションズ(以下、ニュアンス) は、Dragon Driveが新型Audi A8、および後続モデルの対話型コネクテッドサービスに採用されたと発表した。

    Dragon Driveは、クラウドベースの音声認識、自然言語理解、音声合成を活用することで、ドライバーの音声指示に応答する対話型の車載アシスタントを提供するコネクテッド・カープラットフォーム。現在、アウディ、BMW、フォード、GMなど1億8000万台以上の自動車に搭載されている。

    Dragon Driveの搭載により、新しいAudi A8では天気、POI(施設情報)、住所、駐車場、ガソリンスタンド、カレンダー、メモなどのコネクテッドサービスに加え、音楽やナビゲーションなどの車載インフォテインメントのサービスや、エアコン調整なども発話で操作することができる。

    40以上の言語に対応するDragon Driveは、今後、アメリカ英語、イギリス英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、スペイン語、標準中国語、韓国語などの言語で、Audi A8に搭載予定。特にドイツ語に関しては、ニュアンスとアウディは両社で協力し、専用のドイツ語音声合成を開発した。

    また、テキストを音声で作成するメッセージディクテーション機能は、上記の言語のほか、チェコ語、オランダ語、欧州ポルトガル語、スウェーデン語、トルコ語にも対応する予定である。

    今回の発表にあたり、両社の責任者は以下のようにコメントしている。

    <アウディコネクテッドサービス&音声アシスタント開発部門の責任者であるマーティン・ディーンハード氏(Martin Deinhard)>

    「Audi A8は、高度に自動化されたラグジュアリークラスのドライブエクスペリエンスを提供するように設計されていますが、その中には、自然な対話を行うことができる極めて直感的な車載アシスタントが含まれています。ニュアンスのDragon Driveは、弊社のブランドに相応しい、素晴らしいユーザエクスペリエンスを実現する理想的なプラットフォームです」

    <ニュアンスのオートモーティブ事業部シニア・バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャーのアーンド・ヴァイル氏(Arnd Weil)>

    「自動運転の世界において、インテリジェントで信頼できる車載アシスタントは極めて重要であり、Audi A8は、未来がすぐそこにあることを証明しています。Dragon Driveは、Audi A8のドライバーがすべてのお気に入りアプリやサービスに簡単にアクセスできるシームレスな体験を創造します」

    【関連リンク】
    ニュアンス(NUANCE)
    アウディ(AUDI)

  • アウディの新しいA8、NVIDIAのテクノロジーを活用

    アウディの新しいA8、NVIDIAのテクノロジーを活用

    ・本記事はNVIDIAブログに掲載された内容である

     

    バルセロナでアウディはその傑作となるデザインを披露した。

    2018 年の新しいフラッグシップである A8 は、生産工程に入ったレベル 3 自動運転車であり、NVIDIAの技術を活用した数々の機能を搭載している。

    Audiの AI トラフィックジャム パイロットは、混雑した高速道路上で自律性を実現し、マスコミに大きく取り上げられたが、この機能は、NVIDIA のテクノロジを活用した、注目すべき多くの新機能の1つに過ぎない。

    「将来の車は、人工知能の支援を得て、保有者の生活をより簡単にするでしょう」Audiの取締役会会長であるルパート・シュタートラー (Rupert Stadler) 氏は、2,000 名を超える聴衆を集めたこのイベントの基調講演で語った。

    「テクノロジは重要です」と彼は断言しながら、Audi AI トラフィックジャム パイロット (Audi AI Traffic Jam Pilot) やリモート パーキング パイロット(Remote Park Pilot)、ナチュラル ボイス コントロール(Natural Voice Control)、スワーム インテリジェンス(Swarm Intelligence)など、A8 の機能を紹介した。

    Audi A8 自動運転テクノロジが巻き起こす、グローバルなセンセーション

    Audiの新しいA8、NVIDIAのテクノロジを活用して魔法のようなモビリティを実現
    新しいAudi A8 のコクピットには、NVIDIA による高度なテクノロジが満載

    A8 には、NVIDIA を活用したさまざまなシステムが搭載されている。例を挙げると、革新的な新しいユーザーインターフェース、新しいインフォテインメント システム、新しいバーチャル コクピット、新しい後部座席のエンターテインメント オプションなどだ。

    特に注目すべきは、Audi の Zfas ドライバー アシスタンス システムだ。このシステムは、世界初となる、真の渋滞アシストシステムの原動力となっており、中央分離帯で分けられた、入口ランプと出口ランプのある高速道路を利用対象としている。

    トラフィックジャム パイロットは、代理機能性を組み込んで、一から設計された。この世界初の実動システムは、自律的な運転を実現するため、カメラと組み合わされたレーザースキャナーを利用して、車の前方の全範囲をスキャンする。センサーのデータは、Zfas で処理され、このシステムは、毎秒 25 憶回の入力スピードで正確な環境モデルを作成する。

    Chauffer(ショーファー、運転手)になる車

    時速 60 km 以下の場合、トラフィック ジャム パイロットを有効にすることができ、車がまるでChauffer(ショーファー、運転手)のようになる。センサーは、周囲を観察して環境を正確に理解し、また、センサーと連携して機能するナビゲーション システムには、このパイロット システムがどの道路に対応しているかに関する情報が備わっている。

    このシステムは、ドライバーがセンター コンソールの AUDI AI ボタンを押すだけで利用できる。渋滞が解消されると、ビジュアルおよび音声のアラートにより、ドライバーは、再び運転するよう促される。

    後部座席のエンターテイメント

    交通渋滞の負担の軽減に加え、A8 は、最新の NVIDIA を活用した MIB+ インフォテインメント システムを備えている。2 つのタッチスクリーンが用意されており、第 2 世代のバーチャル コクピットと、Audi タブレットおよびディスプレイ コントローラー付きの新しい後部座席システムだ。これらはすべて、NVIDIA のテクノロジを利用している。

  • ニュアンスのDragon Drive、AIと相互運用性の技術によりドライバー・同乗者に対する音声対話・認知機能の提供可能に

    ニュアンスのDragon Drive、AIと相互運用性の技術によりドライバー・同乗者に対する音声対話・認知機能の提供可能に

    ニュアンス・コミュニケーションズ社(以下、ニュアンス)は、AI(人工知能)機能を持つコネクテッドカー・プラットフォームDragon Driveの機能を拡張し、ドライバーだけではなく同乗者に対する音声対話・認知機能の提供も可能になったことを発表した。

    この機能拡張により、ウェイクアップ・フレーズ(対話開始のための音声キーワード)の発話や音声ボタンを操作することなく、ナビゲーション、音楽、コンテンツへのアクセスなどの機能を音声だけで操作することが可能となる。また、Dragon Driveのクルマと住宅間の相互運用性も拡張され、自動車メーカーはスマートホーム・システムやアプリケーションを音声操作できる車載インフォテインメントの開発が可能となる。

    ニュアンスが世界の主要な自動車メーカーに対して行った最近の調査結果によると、各社のHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)戦略にとってAIが「重要」、または「非常に重要」と回答した会社は90%以上で、そのうちの85%が車内ユーザーエクスペリエンスの最適化が「重要」、または「非常に重要」と回答している。加えて回答者の43%は、AIが車載システムの全体的なユーザー満足度の向上にもっとも影響を与えると指摘した。

    自動車メーカーがAI対応のコネクテッドカーを実現する上で、ニュアンスはDragon Driveの対話・認知型AI機能を、車内の誰もが利用できるようにさらに向上させた。オートモーティブ・アシスタントのユーザーニーズとその好みを理解し学習する機能により、ドライバーと同乗者にナビゲーション、POI(興味のある場所)検索、ニュースフィード、さらに暖房や空調などの車内機能の操作にいたるまでパーソナライズされたユーザーエクスペリエンスを提供する。

    Dragon Driveは、車載グレードの音声信号処理とともに声紋認証、アンビエント・ウェイクアップ、組込みとクラウドのハイブリッド型音声認識、自然言語理解(NLU)、音声合成機能といった複数の革新的な音声機能を統合することにより、どの座席でも音声対話を利用することができる。Dragon Driveの全ての機能が、コネクテッドカーに最適化されたAIプラットフォームを生み出すニュアンスの機械学習と文脈理解技術により強化されている。

    ユーザーの音声を聞いて理解し、その内容を推論して結果を返すような究極のアシストを実現し、能動的にドライバーと同乗者に対応するという。アンビエント・ウェイクアップ機能の実例では、後部座席の同乗者が「お気に入りを再生」と言うだけで、Dragon Driveのオートモーティブ・アシスタントが同乗者を特定して、お気に入りに設定されているストリーミングラジオ局やプレイリストを再生するとしている。

    またDragon Driveは、オートモーティブ・アシスタントが照明、セキュリティ、その他のスマートホーム・ハブサービスなどのサードパーティ・アプリケーションやサービスと容易に統合可能な柔軟なプラットフォームを提供することで、クルマと住宅間の相互運用性に関するビジョンを推進し、ドライバーと同乗者がどこにいてもクルマと自宅がコネクトされる環境を提供する。

    ニュアンスのオートモーティブ事業部シニア・バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、アーンド・ヴァイル(Arnd Weil)氏は次のように述べている。

    「カスタマイズ可能なオートモーティブ・アシスタントの統合機能を自動車メーカーに提供することは次の2つの理由から不可欠です。まず最初に、今日のコネクテッドカーには、多くの豊富なコンテンツアプリとサービスがあり、車内でのユーザーエクスペリエンスの一環として誰もがシームレスにアクセスを維持できる必要があります。次に、インテリジェントなオートモーティブ・アシスタントは、半自動運転車、および将来的な自動運転車に対するドライバーの信頼の鍵となり、また、その信頼は、自律的な運転を採用する上で不可欠です。これらの業界動向と、日常生活の一部としてサービスやアプリケーションを利用している消費者ニーズとが相まって、自動車メーカーにとってDragon Driveは直感的でインテリジェントなオートモーティブ・アシスタントを提供するための非常にユニークなソリューションとなっています」

    Dragon Driveは現在、アウディ、BMW、フォード、GMなど1億6000万台以上のクルマに搭載され、40以上の言語でユーザーエクスペリエンスを提供している。

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    ニュアンス(NUANCE)
    Dragon Drive
    アウディ(AUDI)
    ビー・エム・ダブリュー(BMW)
    フォード(Ford)
    ゼネラルモーターズ(GM)

  • 5GAA理事会メンバーにAT&T、ジャガー・ランドローバー、NTTドコモ、サムスン電子が加入

    5GAA理事会メンバーにAT&T、ジャガー・ランドローバー、NTTドコモ、サムスン電子が加入

    5G Automotive Association(5GAA)は本日5月26日、新しい理事会会員社の選任を発表した。アウディ、BMWグループ、中国移動通信(China Mobile)、ダイムラー、エリクソン、 フォード、ファーウェイ、インテル、ノキア、SAIC Motor、ボーダフォン・グループ、クアルコムの現理事会メンバーに、新しくAT&T、ジャガー・ランドローバー、NTTドコモ、サムスン電子が加わる。

    AT&T、ジャガー・ランドローバー、NTTドコモ、サムスン電子が理事会メンバーに選任されたことにより、グローバルにオートモーティブ、テクノロジー、テレコム分野の各社にまたがる産業横断型協会としての5GAAの立場が強化されることになるという。今回の選任は5GAA会員各社の多様性を地理的広がりと専門知識の両面で反映。

    5GAAのボイクト会長は「AT&T、ジャガー・ランドローバー、NTTドコモ、サムスン電子の4社を5GAA理事会メンバーに迎えられてうれしい。4社はその世界的広がりと広範な専門知識・技術によって、未来のモビリティーと輸送サービスに関するエンドツーエンドのソリューション開発のため、より一層通信と自動車産業を結び付けることに貢献するだろう」と語った。

    【関連リンク】
    5Gオートモーティブ・アソシエーション(5GAA)
    アウディ(AUDI)
    BMWグループ
    チャイナ・モバイル(China Mobile/中国移動)
    ダイムラー(DAIMLER)
    エリクソン(Ericsson)
    フォード(Ford)
    ファーウェイ(Huawei/華為技術)
    インテル(Intel)
    ノキア(Nokia)
    SAIC Motor(上汽集団)
    ボーダフォン(Vodafone)
    クアルコム(Qualcomm)
    AT&T
    ジャガー(Jaguar)
    ランドローバー(LandRover)
    NTTドコモ(NTT docomo)
    サムスン(Samsung/三星)

  • 5Gオートモーティブ・アソシエーションと欧州自動車通信連合、コネクテッド・カーや自動運転分野などで提携覚書に調印

    5Gオートモーティブ・アソシエーションと欧州自動車通信連合、コネクテッド・カーや自動運転分野などで提携覚書に調印

    5Gオートモーティブ・アソシエーション(5GAA)と欧州自動車通信連合(EATA)は、スペイン・バルセロナで開催されたMobile World Congress (MWC) 2017において、コネクテッド・カーや自動運転ソリューションの分野に加え、標準化、周波数、関連するユースケースにおける協力を促進することを目指し、提携覚書を締結した。

    5GAAへの加盟企業はアウディ、BMWグループ、ダイムラー、エリクソン、ファーウェイ、インテル、ノキア、クアルコムの創設メンバー8社を含む33社に達している。5GAAは、異業種の企業で構成される団体であり、自動運転や各種サービスへのユビキタスなアクセス、スマートシティやインテリジェント交通への統合などの各種アプリケーションにおけるコネクテッド・モビリティと安全に対する社会ニーズに対応することを目指し、通信ソリューションの開発・試験・推進や標準策定に向けた取り組みのほか、商用化とグローバル市場での普及を促進している。

    一方、EATAは6つの主要団体と通信事業者、技術ベンダー、乗用車・トラックメーカーやサプライヤーなどの38社で構成されている。欧州でのコネクテッド・カーや自動運転実現に向けたハイブリッドなコネクティビティを広く展開することを目指し、最初の具体的なステップとして実際の道路交通環境で自動運転に求められるハイブリッド通信の性能をテストすることを目的とした「導入前プロジェクト」を進めている。

    EATAはまた、サービスおよび技術のロードマップ、安全性、セキュリティ・ニーズ、規制およびビジネスの課題を特定し、対処することを目指している。このプロジェクトではデジタルと物理双方のインフラストラクチャ、さらには車両位置推定における課題など、国境を越えた相互運用性に取り組む予定だという。

    5GAAとEATAは今後、両者が特定したユースケースに優先順位を付け、短期的・長期的に対処すべき技術要件を特定することに注力している。また、コネクテッド・カーや自動運転に向けた標準化をより強力にサポートするため、欧州電気通信標準化機構(ETSI)※1、3GPP※2、SAE※3などの標準化団体に対する標準化の優先順位付けも必要となる。

    また、V2Xにおける周波数関連の課題、特定の周波数バンドの使用方法に関する合意、セキュリティとプライバシー、モバイル・ネットワーク事業者と自動車メーカーの双方による車両の安全性要件への対応などに共同で取り組む必要があるという。

    ※1 欧州電気通信標準化機構(ETSI):欧州の通信事業者や通信機器ベンダーなどが参加し、グローバルでの標準化に取り組む。
    ※2 3GPP:移動通信システムの国際標準化プロジェクト「Third Generation Partnership Project」の略称。
    ※3 SAE:モビリティ専門家を会員とし、自動車関連及び航空宇宙関連の標準規格の開発などを進める米国の非営利団体「Society of Automotive Engineers」の略称。

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    5Gオートモーティブ・アソシエーション(5GAA)
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    BMWグループ(BMW Group)
    ダイムラー(DAIMLER)
    エリクソン(Ericsson)
    ファーウェイ(Huawei/華為技術)
    インテル(Intel)
    ノキア(Nokia)
    クアルコム(Qualcomm)
    欧州電気通信標準化機構(ETSI)
    3GPP
    SAE

  • アウディジャパン、事故時のSOS発信や遠隔からの車両状態確認を含んだ「セーフティ&サービス」機能を追加した車両を発売

    アウディジャパン、事故時のSOS発信や遠隔からの車両状態確認を含んだ「セーフティ&サービス」機能を追加した車両を発売

    アウディジャパン株式会社は、車両内でのインターネット接続を可能とし、ドライバーに適切な情報提供を行う機能 Audi connect(アウディコネクト)に、新機能「セーフティ&サービス」を追加。2017年1月16日に発売されるA4 / A4 Avant / A4 allroad, そしてQ7の対象車両で利用ができるようになる。

    Audi connectは、2013年にプレミアムコンパクト、Audi A3 Sportback より採用が始まった、車両とネットワークを繋ぐ機能。車両に搭載した専用モジュールによりインターネット接続を確立し、ナビゲーションシステムにGoogle EarthやGoogle ストリートビューが表示可能で、ニュース、天気予報、駐車場検索、空港のフライトインフォメーション、ガソリンスタンドを距離順や価格順に表示するなどの情報提供を行う。

    また24時間365日、専任オペレーターを介して施設検索や予約手配が可能なコンシェルジュサービスであるAudi connect Navigatorも利用できる。さらに車内において最大8台までモバイルデバイスを接続することが可能なWi-Fi機能を備え、同乗者にもネットサーフィンやeメールの送受信を可能とするなど、MMIナビゲーションシステムの拡張機能として進化している。

    今回Audi connectにおいて、新たに「セーフティ&サービス」が利用可能となり「Audi SOSコール」「Audi オンラインロードサイトアシスタンス」「Audi メンテナンスリクエスト」「myCarManager」の4つのサービスが含まれている。

    Audi SOSコール

    エアバッグやシートベルトプリテンショナーが作動するような事故発生時は車両が自動で、また状況によっては手動でSOSコールを発信。正しい位置データおよび車両状態を送信し、コールセンターアドバイザーが素早く正確でわかりやすいアシストを行うエマージェンシーコールサービスである。

    Audi オンラインロードサイトアシスタンス

    車両から手動でオンラインロードサイドアシスタンスコールセンターと通話を開始するに伴い、正しい位置データおよび車両状態が送信され、車両に異常が発生した場合の迅速かつ最適な対応方法を決定する。

    Audi メンテナンスリクエスト

    車両のDIS にサービス インターバル ディスプレイが表示される約14 日前に診断データをAudi ディーラーへ送信。ドライバーと連絡をとり、サービス入庫予約を取り決める。時間の効率化、ドライバーからの信頼性の向上に寄与する。

    myCarManager

    スマートフォンの Audi MMI connect アプリを通じて、車両に関する様々な機能が利用可能となる。例えば「リモートロック・アンロック」では、スマートフォンから車両のドアの施錠や解錠を行うこと、「車両ステータスレポート」では車両の走行距離、ドアの施錠、窓の開閉状況、ガソリン残量などを確認することができる。また「カーファインダー」は、駐車した車両の位置を地図上に表示する。

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    アウディ(AUDI)

  • NVIDIA と Audi、 AI 搭載自動車の開発で提携、2020 年の路上走行実現へ

    NVIDIA と Audi、 AI 搭載自動車の開発で提携、2020 年の路上走行実現へ

    NVIDIAと Audi は4日、10 年にわたる両社のパートナーシップを本格化させ、2020 年の路上走行実現に向け最先端の AI 搭載自動車の共同開発を進めることを発表した。

    CES のオープニングの基調講演に登壇した NVIDIA の創設者兼 CEO であるジェンスン・フアン (Jen-Hsun Huang) は、Audi のアメリカ法人 Audi of America の社長であるスコット キーオ (Scott Keogh) 氏をステージに迎え、運転の複雑さを解消するために Audi 車の今後のモデルでディープラーニングが採用される予定であると述べた。

    この新たな提携の第 1 段階では、自動運転車向け AI プラットフォームNVIDIA DRIVE™ PXに焦点を合わせ、トレーニング済みの AI ニューラルネットワークを利用して周辺環境を把握し、安全な進路を事前決定できるようになることを目指す。

    フアンは次のように述べている。「NVIDIA は、ディープラーニング型 AI による交通改革を率先して進めています。Audi が当社の AI 搭載自動車向け DRIVE コンピューティング プラットフォームを採用することで、次世代の自動運転車の普及が加速されるはずです。これにより、運転の安全性が高まり、新たなモビリティ サービスが誕生する未来へと近づくことができるでしょう。」

    また、キーオ氏は次のように述べている。「Audi のドライバーはパフォーマンスとテクノロジの頂点を知っています。路上走行の安全性向上に向けた両社の共同研究において、Audi と NVIDIA のパートナーシップをディープラーニングや人工知能へと拡大することで、より高度な自動運転車の路上走行を早期に実現したいと考えています。」

    CES 2017 の目玉の 1 つは、Audi Q7 コンセプト カーのデモだった。来場者は、運転席が無人の自動運転車の後部座席に試乗できた。

    DRIVE PX 2 を搭載し、NVIDIA DriveWorks ソフトウェアを実行する Q7 には、ディープ ニューラルネットワーク「NVIDIA PilotNet」が採用されている。NVIDIA PilotNet は、変化する周辺環境を認知して理解しながら、安全な走行を実現。コースはデモ中に変更され、さまざまな路面を体験でき、車線が引かれていない箇所や、迂回が必要な工事区間などのシミュレーションも用意されていた。

    フアンは基調講演で、AI がドライバーのニーズを予測するしくみ (朝の通勤時と夜の帰宅時の運転、ガレージの扉の自動開閉、個々の好みに合わせた車内環境の調整) のほか、自然な会話の言語で要求を理解し、対応できるしくみについても説明した。

    CES で NVIDIA と Audi が最初に揃って登場したのは今から 7 年前だ。両社は当時発表したテクノロジー パートナーシップを着実に拡大してきた。その成果には、受賞歴のある Audi MMI ナビゲーションや Audi バーチャル コックピットなどがあり、それらは現在、Audi の各種セダン、SUV、スポーツ カーで幅広く提供されている。

    また、今後数か月のうちに、Audi は最新の「A8」をロールアウトする予定だ。zFAS を利用した Traffic Jam Pilot システムを採用し、世界初の「レベル 3」自動運転車である A8 には、NVIDIA のハードウェアとソフトウェアが搭載されている。

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